N.Y.のマンハッタンで宝石強盗事件が発生。ところが、警察が駆けつけるよりも早く、強盗団は車ごと、警察署の前に放り投げられた。強盗団を退治したのは、今ニューヨーカーに絶大な人気を誇る正義の味方Gガールだ。その頃、設計会社の部長のマット(ルーク・ウィルソン)は、恋人にフラれた状態で半年も過ごしていた。キュートな同僚のハンナ(アンナ・ファリス)に励まされても、マットの意気は上がらない。
 そんなマットが同僚のヴォーン(レイン・ウィルソン)と地下鉄に乗っていた時、二人の目に止まったのが、メガネにブラウンヘアーの美女だった。マットがヴォーンにそそのかされ彼女をナンパしようとした瞬間に、ひったくりが彼女のバッグを奪って逃走。そのひったくりを追いかけるマット。結局犯人には逃げられてしまうが、この事件をきっかけにマットはこのメガネ美女と会話を交わすことが出来た。メガネ美女の名前はジェニー(ユマ・サーマン)。展覧会の企画の仕事をしているのだという。マットのデートの申し込みに、はじらいながらもO.K.の返事をするジェニー。
 初デートの日、ディナーの最中にブロードウェイで大火災が発生。ジェニーは中座をしてトイレに飛び込み、金髪の美女に変身。実は、ジェニーこそGガールだったのだ。Gガールとなった彼女は、火災現場に急行。超能力パワーを使って、簡単に火災を鎮火させる。その勇姿を見て、NY市民は拍手喝采だ。事件が解決すると早々にレストランへ戻り、何事もなかったように食事と会話を続けるジェニー。そして、マットの住まいを訪れるや、何と絶妙のキス・テクニックとパワー全開のセックスで、マットを圧倒する。彼への愛を確証したジェニーは、数日後自分がGガールであることをマットにカミングアウトする。Gガールが恋人だと知り、驚きながらも喜ぶマット。
 そんなある日、ベッドラム教授(エディ・イザード)とその手下の怪しい連中が、マットを監禁。実はベッドラム教授とジェニーは、ハイスクール時代にさえない同級生同士のカップルだった。しかし、ある日ジェニーが宇宙から降ってきた隕石に手を触れたことで、スーパー・パワーを身につけてしまう。その日からカリスマ的な存在になり、いつしか自分から離れていったことをベッドラム教授は恨んでいたのだ。
 マットは、ジェニーに関する秘密を次から次へと知ることになる。しかしながら、彼女のあまりにも激しい性欲と激情型嫉妬心から彼の心は離れてゆき、その分思いやりのある同僚ハンナに気持ちが傾いていった。
 その移り気な心に激怒したジェニーは、Gガールに変身しマットとハンナの寝室に巨大なサメを投げ込むわ、会議中のマットに突風を吹きかけて裸にしてしまうわ、と好き放題復讐を繰り広げる。命の危険を感じたマットは、ベッドラム教授に協力することにした。教授によるとジェニーが再び隕石に触れれば、今度はスーパー・パワーが無力化するというのだ。マットとベッドラム教授は、ジェニーをうまくだまして、見事誘い出す方法を思いつく。そしてついに、再び隕石に触らせてしまうことに成功するのだが・・・。
 果たして、今は恋の復讐に使われてしまっている正義と平和のためのジェニーのスーパー・パワーは、失われてしまうのか。N.Y.の安全は?地球の未来は?
 そして、ハンナとベッドラムを巻き込んだ、ジェニーとマットの恋の行方はどうなってしまうのか…。