ハーバード・ロー・スクール
エルが入学するロー・スクールは、法律の専門職養成に特化された大学院。入学には、大学学部(専攻は何でもOK)の推薦状と、エルサットLSAT(Law School Admission Test=法学大学院進学適正試験)の受験が必須。修学期間は3年で、法学専門職課程を終えた者には、J.D.(Juris Doctor=法学博士)の称号が与えられる。ハーバードのロー・スクールは、数あるロー・スクールのなかで最も歴史が古く、難易度が高いことで有名。ジョン・ハウスマンがオスカー助演男優賞を受賞した「ペーパー・チェイス」(73)は、このロー・スクールでの勉強地獄を題材にした作品だった。ほかに映画では、「ザ・ファーム・法律事務所」(93)の主人公ミッチ・マクディーアが、ここの卒業生。また、「推定無罪」(90)の原作者スコット・トゥローもここの出身で、1年目の苦闘の日々を綴った「ハーヴァード・ロー・スクール」という手記が出版されている。
映画のキーワード
社交クラブ
CULA(UCLAではない)に在籍中のエルが会長を務めているのは、“デルタ・ヌウ”という名の女子社交クラブ。この社交クラブは、ソロリティ(sorority)と呼ばれるもので、女子学生同士の交流を目的に19世紀中ごろに誕生した。同じ社交クラブの男子学生版はフラタニティ(fraternity)と呼ばれ、こちらは1776年にウィリアム・アンド・メアリー大学に創設されたのが最初と言われている。その名前はギリシャ語にちなんでおり、一般学生とは違うという特権意識も存在する。フラタニティをネタにした映画としては、ジョン・ランディス監督の「アニマル・ハウス」(78)が有名だ。
大ヒットTVドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」の中でも、ドナが所属する社交クラブ“アルファオメガ”と、スティーブの所属する社交クラブ“カパエプシロン”がいくつかのエピソードで登場した。
ブロンドvsブルネット
「議員の妻にふさわしいのはジャッキー(ジャクリーン・ケネディ)でマリリン・モンローじゃない」とは、劇中のワーナーの名セリフ。「百万長者と結婚する方法」(53)、「紳士は金髪がお好き」(53)、「お熱いのがお好き」(59)といった作品でモンローが演じた“金持ちとの結婚を女の夢と信じるオツムの軽いセクシー美人”は、多くのアメリカ人がブロンド娘に対して抱く定番のイメージ。
いっぽうジャクリーン・ケネディのようなブルネット(黒みがかった髪、茶色の髪)には、インテリのお嬢様的なイメージがあり、この映画ではヴィヴィアンがブルネット族の代表をつとめている。彼女がシャツの上から着けているパールのネックレスは、ラルフ・ローレン系のファッションを好むブルネット族の御用達アイテムだ。
ちなみにマリリン・モンローやマドンナなどブロンドで有名な女性達が本当はブルネットで、金髪に染めているというのは周知の事実。
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