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マーチング・バンドの歴史
 マーチング・バンドのショー・スタイルの歴史――その目を見張るような壮観さと派手なパフォーマンス――は、マーチング・バンドの監督として最も有名な人物の一人であり、アメリカで最も優れたマーチング・バンドとされているフロリダ州タラハシーのフロリダA&M大学(FAMU)の名誉監督であるウィリアムズ・フォスター博士が、46年、同大学のマーチング・バンドの監督に就任した時に思いついたものだ。

 それまでの伝統的なマーチング・バンドの軍隊調のスタイルは、フォスター博士によって伝統を打ち破られ、アップビートで非常にエネルギッシュなショーへと変わったのである。60年代に入ると、グランプリング州立大学や南部大学、テネシー州立大学といった地方の大学のバンドが、その壮観なマーチング・パフォーマンスによって、全米の注目を集め、64年には、ルイジアナ州立大学のマーチング・タイガー・バンドが、サンディエゴで開催されたアメリカン・フットボール・リーグの決勝戦のハーフタイムに演技を披露し、一躍有名校になった。また、同バンドは、67年に第1回スーパーボウルのハーフタイムでも演技を見せて、全米の絶賛を集めた。『ドラムライン』の映画化にあたり、監督のチャールズ・ストーン三世は、フォスター博士の画期的なスタイルを取り入れるため、アトランタ高校のバンド監督でありFAMUの卒業生であり、フォスターのスタイルを継承しているドン・ロバーツにテクニカル・アドバイザーを依頼した。そのロバーツが、軍隊調とショー・スタイルのマーチング・バンドの違いについて、このように語っている。「ショー・スタイルのバンドは、とてもエネルギッシュであり、ポップな曲を演奏している。それも最新のポップスだけじゃなく、“熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ作曲の管弦楽曲。非常にリズムの早いアクロバティックな曲)”やジャクソン5などの曲も演奏している。そして、生徒たちは競技場に一切楽譜を持ち込まない。演奏する曲は、すべて暗記する。しかも、ただ踊るだけじゃない。楽器を演奏しながら、決められた位置を守りつつ、振りつけられた動きをしながら暗記した曲を演奏するのさ」