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ギャンブルのルール
PRODUCTION NOTES
3つのギャンブル映画の<優しい関係>
特別にオーダーされた俳優……ニック・ノルティ
美しいロケ地
ギャンブル・プレイ
銀座シネパトスほかにて絶賛上映中
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3つのギャンブル映画の<優しい関係>

 『ギャンブル・プレイ』は、フランス映画のフィルムノワール派(暗黒犯罪もの)の映画作家ジャン=ピエール・メルヴィル監督が、1995年に発表した『賭博師ボブ』にインスパイアされ、製作された。

 『賭博師ボブ』は、周到な襲撃計画を立てながらも結局は水泡に帰すというプロットで、当時話題を集めた(日本では30年以上たった89年に初公開)。そのタッチは、アメリカ映画のハードボイルド派、ジョン・ヒューストン監督を彷彿とさせ、メルヴィル監督自ら、『賭博師ボブ』はヒューストン監督の秀作『アスファルト・ジャングル』(50)にインスパイアされたことを告白している。ここに『アスファルト・ジャングル』〜『賭博師ボブ』〜『ギャンブル・プレイ』という流れが成立する。『ギャンブル・プレイ』は、『アスファルト・ジャングル』をひとつの出発点として、いわば、「本家帰り」の映画である。

 ニール・ジョーダン監督は『ギャンブル・プレイ』の構想について、「ジャン・ピエール監督の傑作『賭博師ボブ』のリメイクの依頼を受けたことが構想のきっかけだった。しかしメルヴィル監督のスタイルはシンプルで穏やかで美しく、そのスタイルを真似ることがきないと観念した」と語った。

 しばらくして、ジョーダン監督は以前から温めていたプロットを『賭博師ボブ』に絡めてみることを思いついたという。本当の狙いである強盗計画から眼をそらすらめに別の強盗計画を企てるというプロットだった。カジノの大金と、カジノの地下に保管されている有名絵画コレクション。果たしてどちらを狙うのか? 「本物と偽物の計画、その2つをメルヴィル作品に組み込むことができると思った。映像スタイルのバリエーションにも広がりを持たせることが可能になる」

 そして、『ギャンブル・プレイ』は前2作も驚くほどの画期的な締めくくり方で、強奪計画を完結させてみせた。ヒューストン監督もメルヴィル監督も思わずニンマリすることだろう。