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「もう、いいかい?」「まあだだよ」「もう、いいかい?」「もういいよ……」
これは、子ども時代に<かくれんぼ>遊びを体験した者には、おなじみのフレーズだ。このフレーズを耳にした途端、わたしたちは人生でもっとも純粋で無邪気だった頃へと連れ戻されていく。そのルールは単純で、隠れている遊び仲間を見つけさえすればよかった。あまりに簡単、道具もいらず誰もが参加できるゲーム<かくれんぼ>。だからこそ子どもは自身の空想の友達とでさえ、楽しく遊ぶことができるのだ。
けれど時として、その友達があまりにリアルに見えてしまうこともある。存在しないはずの彼女にしか「見えない友達」が、ある一線を超えたとき、禁断の扉は開かれる。
幼いエミリー・キャラウェイにとって、チャーリーという空想の友達と遊ぶ<かくれんぼ>のゲームは、もはやシンプルで無邪気な遊びとはかけ離れたものになっていた。それどころか、彼女は自分でも気づかないうちにさまざまな常軌を逸した行動をとり始め、しかもそれはだんだんと悪夢のような色合いを濃くしていく。エミリーの父デビッドですら、止められないほどの大胆かつ異常な行動に。
チャーリーとはいったい誰……あるいは“何”なのか?
先の読めない不気味なストーリー展開と、戦慄の映像体験。ラスト15分間の息もつかせぬどんでん返しの連続。予測のつかないクライマックスと、父と娘の絆が生むヒューマニズムあふれる感動のドラマ。『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』はまさに、今まで目にしたことがない《超感動スリラー》と呼ぶにふさわしい。
主演を務めるのは、アカデミー賞の主演・助演男優賞をはじめ数々の受賞歴を誇る名優ロバート・デ・ニーロ。妻を亡くし、娘を思うあまりトラブルに巻き込まれていくデビッド・キャラウェイ役で、新たな一面をみせてくれる。また、恐るべき秘密を隠した娘のエミリーに扮するのは名子役、ダコタ・ファニング。本作品で今までのイメージをうち破る、“怖いダコタ”を見せつけ、全米の話題をさらった。まさにハリウッドを代表する新旧スター2人のリアリティに満ちた競演が、恐怖と感動を倍加する。さらにファムケ・ヤンセン、エリザベス・シュー、エイミー・アーヴィングら、父と娘の恐怖と感動の物語をサポートする多彩な女優陣も本作の大きな魅力だ。
監督は、サイコ・サスペンス『プール』で全米No.1ヒットを放ったジョン・ポルソン。豪州映画界出身の気鋭ポルソン監督は、観客に不気味な恐怖、サスペンス、スリルを楽しんでもらおうと『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』に取り組んだ。結果、スリラーの醍醐味を押さえつつ、予想を裏切るエンディングへと観客を導くことに成功している。ポルソン監督は語る。「僕たちは、観客にくどくどと説明しないスリラーを目指した。観客にこの映画を大いに楽しんで欲しい。だけど同時に、父と娘の複雑かつ感動的な親子関係をも体験して欲しいんだ」
そして観客は、忌まわしくも新しい友達――暗闇の<かくれんぼ>仲間、チャーリーに出会うことだろう。
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