1950年7月20日、インドのデリーに生まれる。ニューデリーにある国立演劇学校とプーナにあるインド映画テレビ専門学校を卒業したシャーは、オム・プリやシャバナ・アズミらと並び、ニュー・インド・シネマのシンボル的存在である。師匠のシャーム・ベネガルと出演した“Nishant”(75)、“Manthan”“Bhumika”(76)の演技によって、インド映画界において最も異質で興味深い俳優のひとりとしての地位を築いた。
それ以後、インドの重要な監督たちの大部分と一緒に仕事をし、『ボンベイ大捜査線』(88・V)、“Electric Moon”(92)、“Bombay Boy”(98)、『モンスーン・ウェディング』(01)といった国際的な映画で主役を演じている。
『渡河』(TV放映)で1984年のベネチア国際映画祭の主演男優賞を獲得し、2003年にはインド政府よりパドマ・シュリ(=人間国宝)を、またインド音楽演劇アカデミーからはサンギート・ナタク・アカデミー・プルスカーを贈られた。このほか、主演男優賞でナショナル賞を2度、インドのアカデミー賞にあたるフィルムフェア賞を2度受賞するなど多数の賞を受賞している。