黒澤明監督の「七人の侍」や西部劇の「荒野の七人」といった、個性あふれる勇者たちが結束して戦う物語は映画ファンの心を魅了してきたが、21世紀の今、ここに、前代未聞の7人のヒーローたちが世界を救う、ファンタスティックなアクション・アドベンチャーが誕生した。
なぜ異彩を放つヒーローなのか――それは、彼ら7人が、誰もが知っている世界的な名作の主人公たちだからだ。インディ・ジョーンズの祖先にあたるH・R・ハガードの秘境冒険小説『ソロモン王の洞窟』のアラン・クォーターメイン、ジュール・ヴェルヌの海洋科学小説『海底二万里』のネモ船長、ブラム・ストーカーの恐怖小説の金字塔『吸血鬼ドラキュラ』のヒロイン=ミナ・ハーカー、H・G・ウェルズの怪奇科学小説『透明人間』のロドニー・スキナー、マーク・トウェインの不滅の少年小説『トム・ソーヤーの冒険』のトム・ソーヤー、オスカー・ワイルドが永遠の若さを望む青年を耽美的に描いた怪奇幻想小説『ドリアン・グレイの肖像』のドリアン・グレイ、二重人格の代名詞ともなったR・L・スティーブンソンの怪奇小説『ジキル博士とハイド氏』のジキル――小説という文芸ジャンルが一斉に花開いた19世紀に生まれた彼ら7人は、文学や映画や演劇を含む、その後の文化に多大な影響を与えたカルチャー・シンボルであり、数多くの物語のヒーローたちの原点でもある。
もし、そんな彼ら7人が、19世紀末に実在し、世界の滅亡を救うために結束したら……。
そんな架空の歴史絵巻に、夢の義務を実現し、彼らをイマジネーション豊かでレトロ・フューチャーな冒険の旅へと送りだすのが、この『リーグ・オブ・レジェンド/時空を越えた戦い』である。
チーム・リーダーのクォーターメインには、元祖ジェームズ・ボンド役以来、ヒーローのカリスマをはなつショーン・コネリー。ネモ船長にはインド映画界のベテランで「モンスーン・ウェディング」のナサーラディン・シャーのほか、ミナ・ハーカー役にTVシリーズ「ニキータ」のペータ・ウィルソン、透明人間スキナー役に「ブレイド2」のトニー・カラン、トム・ソーヤー役に「ドラキュリア」のシェーン・ウエスト、ドリアン・グレイ役に「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」のスチュアート・タウンゼント、ジキル&ハイド役に「フロム・ヘル」のジェイソン・フレミングと、ハリウッド期待の新鋭が演じている。
原作は、「フロム・ヘル」が先に映画化されたアラン・ムーアがストーリーを書き、ケビン・オニールが絵を描いたスチーム・パンクの代表的コミック。脚本はコミック界出身のジェームズ・デイル・ロビンソン、監督はスタイリッシュな吸血鬼映画「ブレイド」のスティーブン・ノリントン、製作は「ナチュラル・ボーン・キラーズ」「フロム・ヘル」のドン・マーフィ、VFXは「マトリックス」「マトリックス・リローデッド」のジャネク・シルスがそれぞれ担当している。