1964年、イギリスのロンドンに生まれる。子供のころからモンスター作りが趣味で、高校を卒業するとすぐに映画界に潜りこむ。特殊メイク部門のアニマトロニクス・テクニシャンとして、『グレイストーク/類人猿の王者・ターザンの伝説』(84)や『ドリームチャイルド』(85)といったイギリスのスタジオが使われた作品に関わり、『ヤング・シャーロック/ピラミッドの秘密』(85)では、英国最年少のクリーチャー特殊効果スーパーバイザーとして弱冠20歳で参加、アカデミー賞特殊視覚効果部門にノミネートされる栄誉に輝いた。その後、『エイリアン2』(86)、『グレムリン2―新・種・誕・生―』(90)、『エイリアン3』(92)などのクリーチャー・イフェクツに関わり、CMの監督をしながら執筆していた『デスマシーン』(95)で映画監督としてデビューする。
この作品を見たウェズリー・スナイプスが、自ら製作・主演するマーヴェル・コミックス原作のヴァンパイア・ハンター作品『ブレイド』(98)の監督に抜擢し、ハリウッド・デビューを果たす。興行的にも大成功をおさめた『ブレイド』の後、監督・脚本した『クレイジー・ワールド』(01・V)は、一夜にして名声を得たアーチストの若者が、一気にアンダーワールドヘと転落した苦悩と彷徨を描くイギリスらしい皮肉な異色作である。